北海道産オーツ麦を選ぶ理由と産地の違い
日本で流通しているオーツ麦の多くはオーストラリアやカナダからの輸入品です。国産、特に北海道産のオーツ麦は流通量が少なく、価格も輸入品より高くなります。それでもGolden Redwoodが北海道産にこだわる理由を、産地選びの考え方とあわせて書きます。
輸入オーツ麦と国産の違い
輸入オーツ麦は長距離輸送に耐えるため、収穫後の乾燥処理が強めにかかっていることが多いです。乾燥が強いと、焙じたときに香りが立ちにくく、食感もやや硬くなる傾向があります。北海道産は収穫から流通までの時間が短く、乾燥処理も穏やかなため、焙じたときに穀物本来の甘みが出やすいと感じています。
ただし、これは一概には言えません。輸入品でも品質の高いものはあります。Golden Redwoodが北海道産を選んでいるのは、品質の安定性と、農家との直接取引によって収穫状況を毎年確認できることが大きな理由です。
産地で確認していること
オーツ麦の仕入れでは、主に3点を確認します。圃場の状態(土の水分量と雑草の管理状況)、収穫時期のタイミング、そして粒のサイズと均一性です。粒のサイズが揃っていると、焙じたときに火の通りが均一になります。
粒が大きい年は火の通りが遅くなるため、焙じ時間を少し延ばして調整します。収穫の状況を産地から聞いておけば、こうした調整を前もって考えられます。
コストと品質のバランスについて
コストが高くなることは事実です。それを価格に反映させることで、品質を維持しています。安くするために原材料を変えるという選択は、今のところ考えていません。
- 北海道産オーツ麦は、輸入品よりコストが高くなる傾向がある
- その分、グラノーラの価格に反映している
- 少量バッチ製造のため、原材料費の変動が価格に直結しやすい
- 品質を落とすより価格を正直に設定する方針を取っている
産地の選択は、最終的には作り手の優先順位の問題です。Golden Redwoodでは、農家との関係と品質の安定を優先しています。